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桃とあひるとエブリデイ

いろいろな感想。語彙力を増やしたいな

映画サイレントヒル

2006年に公開された映画「サイレントヒル」をDVDで観ました。ゲーム原作ということと名前聞いたことあるな…と気になり借りてみました。

 

全ての出来事のはじまりである、魔女狩りで酷い仕打ちを受けたアレッサの復讐の物語…という印象でした。何の因果か導かれ、サイレントヒルへやってくるシャロンとローズ。いなくなったシャロンを探しサイレントヒルを彷徨うローズは不可解な出来事に巻き込まれる。紐解いていくうちに、シャロンと瓜二つのアレッサという少女が深く関係していると分かってくる。…封鎖された街であるサイレントヒルには、魔女狩りが存在していて、住民が皆魔女を排除しようとしている。

 

この映画、よくわからない真っ黒焦げの化け物が襲って来たり頭部が大きな刃物になっている男が襲って来たり、火あぶりで殺されるシーンなどホラー要素で怖いところはもちろんあったのですが、1番怖かったのは住民の信仰心です。

サイレントヒルのなかで唯一教会だけは化け物に襲われるといった怪奇現象がおこらず、安全な場所だった。教祖様のような女性のことを皆信仰しており、彼女が「こいつは魔女だ」といえばその人は魔女になる…いくら抵抗しても多勢に無勢です。恐怖に陥って頼るところがなくなったら人は、何か信じるものをつくって救われようとする、仕方ないことだけどそれが集合すると怖い。私達が間違っていると感じることも彼らにとっては正しい事なのだから、信じる事で救われるのだから。信仰は狂気と紙一重だと感じました。

 

また、「子供にとって母親は神のようなもの」というセリフがあり、これも、最もな事ではあるのだけど、私は少しゾッとしました。ローズの手助けをして、味方だった女警官のシビルは火あぶりにされ殺されてしまいますが、彼女も死の直前に「ママ、そばにいて」と呟きました。母親は子供にとって神のような存在…うーーん…これ、色んな作品に当てはまりますね。私が観ていた作品ですが、塔の上のラプンツェルだって砂の塔(ドラマ)だって、そうではないでしょうか…。

 

話を戻します( ˘ω˘ )

サイレントヒルのなかで手掛かりをみつけ、真実に辿り着くローズたち。最終的には何も悪いことはしていない自分を魔女だとして酷いことをしてきた教祖様と住民を殺し、アレッサの復讐は幕をおろしました。ここは満場一致でスカッとでした。そしてシャロンとローズはサイレントヒルを出て、家へと帰ります。……

 

ここで、私、ん??????ʕʘ‿ʘʔ2人が家に入ったところで場面が切り替わり、パパが映ります。パパは2人の帰りを待っています。………2人は確かに家に帰ってきたはずなのに??

玄関のベルの音がしてパパは玄関へ向かいますが、誰もいません。とここで物語が終わります。

 

もやもやして消化できずラスト解説してあるブログに頼りました。頼って整理した結果、薄々思ってはいたけれどパラレルワールドのようなところにローズたちはいる、という事で収まりました(笑)

まずパパがローズ達を探しにきたサイレントヒルと、ローズとシャロンが迷い込んだサイレントヒルは別物。ローズとシャロンはそのまま、霧がかかった街の自宅に帰ってきた…。

ではなぜ戻れなかったのか。シャロンが気絶する前、自称死神の女の子と目を合わせたことで一体化してしまった。目覚めてローズに手を引かれて帰るシャロンはもう純粋なシャロンではなく、あちらの世界のものが取り入ったシャロン。だからパパのいる世界には戻れなかった?それか、やっぱり「母は子供にとって神のようなもの」で、ローズに執着した自称死神の女の子が帰さないようにした?

 

また施設でローズがシャロンを選んだところから、それ以上もう何年何年もずっと前からすべての出来事が決まっていたような感じもして、某作品の某キャラクターの受け売りですが「偶然はない、あるのは必然」ってこういうことかな、とも思いました。

 

うーん、難しい〜〜( ˘ω˘ )

解説を見てみると、ローズを襲った化け物達にも意味があるらしく、細かいところまで設定がしっかりしてるなと思いました。ゲーム原作だからかなぁ。よく分からなかったところもあるんですけどね(笑)すごいな、また何年かして見てみたらまた違う感想がもてるかもしれません。