昭和元禄落語心中

 

雲田はるこの「昭和元禄落語心中」全巻読んだので、1番気になった「信之介の父親」について整理します。

 

ずっとヤクザの親分さんが信之介の父親だと思い込んでいましたが、最後の最後に八雲のような描写がありました。信之介の父親が誰かということについては、それは八雲だと思います。

小夏は八雲のことを殺したいとまで恨んでいたのに何故…?と納得し難かったのですが、よくよく考えるとこじれすぎた恋心なのかな?とも捉える事ができる。

 

色んな方の解釈を読んで1番しっくりきたのが「小夏から、半ば脅しをかけながら関係を持った」説。

小夏の性格上基本的に素直じゃないこと、「アンタを殺してやる」とまで言うことから、多分「あたしに子どもが出来ればその子は助六と八雲の血を引く子だ」って言ってそう…と考えたんですがよくわかんないな。

まとめようとしたけどまとめきれていないという…

八雲はあまり深く考えていなかったような感じがします。みよ吉さんとも流れでそう言う関係になったり、性については自由な人っぽい。小夏も娘という肩書きではあるけど、八雲にとってはみよ吉と助六の娘で、その子と関係を持つってことはまずみよ吉助六の2人を「殺してしまった」罪に罪を重ねるような気持ちだったんじゃないかと思います。

八雲も気難しく素直じゃないですが、小夏を2人の娘として可愛いと思う気持ち、自分の娘として可愛いと思う気持ち両方とも持っていたはず。割合的には7:3ぐらい 可愛いという表現も正解じゃない気もしますが…。