ふたりはプリキュア8話が爆エモだった
プリキュア15周年記念で東映アニメーション公式がyoutubeにて「ふたりはプリキュア」を一挙配信してくれてるので、これは夏休み有効活用して見よう!!と早速1話から見始めました!
プリキュア1話のYouTubeURLですどうぞ。
本題は、ふたりはプリキュア8話「プリキュア解散?!ぶっちゃけ早すぎ?!」です。どのへんが爆エモだったかというと、大きく
◯渚とほのかが初喧嘩
◯仲直りからの名字呼び→名前呼び
の二点です。ちょっとどうしても書きたくて勢いでここまで来てますので読みづらいこと語彙力のなさ多々あると思いますがご愛嬌…
◯渚とほのか初喧嘩
私これ一挙配信見るまで当時(小1ぐらい?)の記憶OPEDキャラ名以外なかったのでほぼ初見!当時ちゃんと話も理解できてなかったんじゃないかな多分。
渚はスポーツ万能ラクロス部のエースで勉強は苦手、シホリナちゃん2人の友達と仲良しで、明るくてお調子者のムードメーカー
ほのかは成績優秀で化学部所属、女の子らしい見た目で月一で告白されるぐらい、理想のデートは図書館タイプ
これ、私勝手にほのかはおとなしい子だった気がする…って思ってたんですけど、いや、意外と、おとなしくないぞ????????
おとなしくないというか、隅の方で静かにしてて勉強…読書…みたいな、社交性もあまりない感じかと(ボロクソ)思ってたんですごめんねほのか… 実際は、おしとやかな女の子ではあるけれど嫌なことは嫌と言える芯を持っためっちゃくちゃしっかりした子でした。
突然のプリキュア変身にも「なんだか面白そうじゃない?♡」と乗り気だったし、私、小さい頃はおとなしいタイプ(ツバサ・クロニクルのサクラ姫とか)が好きでその流れでほのかが好きだったような気がするけど、今は当時とはまた違ったところでほのかが一周回ってめっちゃ好きだなと思いました。
プリキュアやることになってしまったふたりだけど全っっっ然性格も考えることも正反対、お互い今までいた友達とは違うタイプ。
ほのかは少しずつ渚のことを「友達」だと認識して行くけど、渚はずーっと「やっぱりあたしと雪城さんじゃ合わないんじゃないかなあ」って悶々悩み続ける。渚けっこう1人で思い込んで悩んで悶々しちゃう、こういうところは渚の方が女子っぽい…(笑)
プリキュアはじめて少しずつ仲良くなりつつはあったけど、やっぱりどこか一線引いてるなって感じるところありました。特に渚に。
8話は、その一線を消して「友達」になる話
喧嘩の原因は、ほのかが、渚の片思いしてる先輩(ほのかの幼なじみ)に良かれと思って渚を紹介…しようとした時、先輩も先輩の友達も渚もいるところで「だって、前から話したいと思ってたんでしょう?」って言ってしまったこと。さすがにデリカシーがねえ。
渚は勝手に人がしかも先輩もいる前で遠回しに「先輩のことが気になってた」ことを暴露されて「ありえない!!」って逃げ出します。そりゃそうだ〜
たぶん、ほのかは友達が少ない。し、ひとりっ子だから弟のいる渚とここでまた価値観の違いというか、ふたりが「正反対」の人間なんだって思わせるところだった。
ほのかは悪気が全くなくて本当に良かれと思ってしたし言ったので、何が悪かったのかも分からなかった… あんまりそんなやり取りもしたことが無かったから分かんなかったのかなと勝手に納得しました。
「あなたなんてただプリキュアってだけで、友達でも何でもないんだから!!!!」
渚に言われたこの言葉でショック受けるほのか…私もなんか…すごく辛かった…涙出てきた…
小・中学生のころの「友達」観が懐かしすぎ。
いやそれは置いといて、この言葉以外にもずーっと渚が溜めてたこと言われます。
「いつでも自分の考えてることが正しいと思ってるの?」「雪城さんなんかにわたしの気待ちなんてわかるわけない!」…そんな風に思われてたのかっていうのも友達じゃない発言とダブルパンチで心に来ません?私は来ました
そこからひどいこと言ったと反省した渚からアプローチ仕掛けるもほのかが避け…ほのかはほのかで自分の中で「私がプリキュアでいる資格ない」と結論出して、ミップルを渚に渡します。すごいすれ違う…、韓国の恋愛ドラマばりにすれ違うふたりです。
なんやかんやあっていつもの如く登場するザケンナーとゲキドラーゴ。
珍しく渚が捕まって後からほのかが来るパターンでした。そして変身後ゲキドラーゴほっぽってふたりでおっ始める口喧嘩、めちゃくちゃ好きなので文字起こしさせて下さい。
「ちなみに私、モタモタなんてしてませんから!!」
「もおお言葉の綾じゃない、細かいこと気にしない!」
「それに!!いつも自分の考えてることが正しいなんて思ってません!」
「そういう事言ってる時なの?!」
「こういうことはちゃんと話し合わなきゃ…!」
「話し合いで解決しようだなんて優等生の考えそうなことだわ!」
この口火切るのがほのかなの、渚に劣らず強い女って感じしてめちゃくちゃエモです。そしてね!この後ね!ゲキドラーゴの攻撃を避けながら喧嘩を続けるの、そういうの大好き!
渚がハア…みたいな呆れ顔で「やっぱわたし達って正反対!」、ムッとしてほのかが「そうね、全然違うわ」からの渚「全然違うわね!!💢」「違いすぎるのよ!!!」「腹立つくらいね!!!!」ゲキドラーゴにもふたりで「うるさい!!今大事なお話中!!!!!!!!」ってキレる始末
ふたりのこの口喧嘩、声優さん声大丈夫だったかな…?って思ってしまうぐらい激しすぎる口喧嘩で、始終ビックリマークついてる。私ビックリマーク付いてるほのかの台詞の言い方がすんごい好きなので何回も観ちゃう。ゆかなさんほのかに声を当ててくださってありがとうございます…。
ちょっと待って思ったより長くなった。
とりあえず以上がエモポイント1つ目の「渚とほのかが初喧嘩」でした(笑)では2つ目〜
◯仲直りからの名字呼び→名前呼び
なんやかんやあって(2回目)仲直りします。このなんやかんやの部分是非気になった方は8話見てください。YouTubeにあります。冒頭の1話リンクから再生リストに配信されています。
youtubeの一挙配信は少しずつ配信して行く形のようで、今リンクを貼ろうとしたら8話は消されておりました……。もう一度観たいので配信されてる動画アプリかDVD探してきます!
さて、ふたりの仲直りのシーンは、登校前の朝、河原で、座ってる渚を見つけて「…おはよ」って声をかけるほのかから始まる。昨日のゲキドラーゴとの戦いの後ばたばたして、おそろいのプリキュア手帳をお互い間違って相手のを持って帰ってたので、それを返そうというね、すみません眠くなって参りました文章がおかしいかもしれません。
「雪城さん?!」と驚く渚に、「これ、……なぎさの……」
「…えっ?」
「…なぎさの、手帳でしょう……?」
ここ〜〜!!!!!ここです爆エモポイント2つ目はここ〜〜〜〜!!!!
(記念すべき初めての名前呼びが嬉しすぎて思わず中字にしてしまいましたが声の大きさではなく注目度に従って文字サイズを変えております)
このふたり1話始まって8話の21分まで雪城さん美墨さんの名字呼びだったの、いつ名前呼びになるんだっけ?とか何となく気になってたら、ここ〜〜!!!!!!!!!この8話の!!!!!!喧嘩の!!!!!!あとの!!!!!!仲直りで!!!!!!!名前呼び!!!!!!!!!!最高のタイミング!!!!!!!!!何これ?めちゃくちゃ青春じゃんサイコー
この8話の何が最高かって、1から7話が
「全く接点のない正反対な2人がプリキュアになる → だんだん仲良くなりつつあるけどどこか一線引いてしまって、友達…?友達…では、ない…?いや友達って言ってもいいのかな…?」状態だったところに
「喧嘩をきっかけに言いたい事を言えた → 離れてみてお互いにお互いが大切な存在だったと分かった → 仲直り → 仲直りきっかけに名前呼び」って流れが起こってとってもスッキリ「私たちは友達!」って認識になって引いてた線も、取っ払われた。名前呼びってやっぱり特別なものって感じがするし、観てるこちらも、ああちゃんと「友達」になれたんだなあ…って分かるし今見るとしみじみしちゃう。
この話全体の中で起承転結の承ぐらいでかい話じゃない?
Max Heart終わりのふたりに「思い出に残ってる出来事ってありますか?」って聞いたら「やっぱあれじゃない?喧嘩した時!」「喧嘩?」「ホラまだあんまり仲良くなかった時!」「ああ…!確かに、そうね懐かしい、覚えてるわ」「あの時初めて渚って呼ばれたのよね!ほのかから♡」「もうからかわないでよ!あの時すっごく緊張したんだから!!」って会話がなされてしまうやつやん(盛大な妄想です)
そして、この初めての名前呼び、始めるのがほのかからっていうのがまた良い……!
喧嘩の口火を切るのもほのか、名前呼びを始めるのもほのかで行こうと提案して下さった方100点満点大感謝祭ですお中元を送らせてください。
以上2つ目のエモポイント「仲直りからの名字呼び→名前呼び」でした!
最後に、
「行こ!ほのかっ!」
「!……うん!」
で完全に仲直り!
喧嘩を乗り越えてほんとの友達になれたよ〜みたいな話は正直陳腐〜とか思ってあんまり得意ではなかったのですが、ふたりはプリキュア8話はめちゃめちゃ良いもんなんだと思わせてくれました。
純粋な心を思い出させてくれてありがとう。
今でも続いてるプリキュアシリーズの原点である「ふたりはプリキュア」、当然だけど渚とほのかの2人がいないと始まらなかった!
15年前6歳だった私はいつのまにか大きくなってしまったけど、やっぱり彼女たちは最高に可愛くてかっこよくて大好きな憧れだった。
10月公開の映画も観に行く予定なので楽しみ!